徳川家康は、米の売買をしたといわれます。
これがなかなかうまかったようです。
当時まだ堂島の米の先物相場もなかった時代です(始まったのは1730年)。
世界で一番古い先物市場として有名なのです。
でも、
徳川家康のやった米の売買は、そんな近代的なものではありません。
- 飢饉などで米の値段が上がったら、城の倉から米を出し売って金銀を得る
- 豊作で米の値段が下がったら、米を買い集めて倉にしまってしまう
現在でいうならば「うねり取り」というところでしょう。
かなり長期間での米相場の上げ下げを取って儲けていたようです。
「高い所で買って安く売る」
これは誰もが知っている相場で儲ける基本です。
でも、なかなか出来ないですよね。
この辺がしっかり出来る。
やはり、徳川家康は一流の人物だと思ってしまいます。
ちなみに、徳川家康は将軍になった後も米相場をしていたようです。
家臣がその行為に呆れていたという逸話が残っているのです。
現代、徳川家康が生きていたら「相場師」だったかもしれませんね。
以上、「覇王の家」:司馬遼太郎著を参考にしました。
詳細はこちらも参考にして下さい
日本一小さい歴史書店