FX税金 取引所取引と相対取引 どちらが有利か

トレード派の主婦が税金で気にすべき事 取引所取引と相対取引

税金なんて気にしません。私はFXでガンガン稼ぎます。

私のFXメルマガの読者の方でこういうメールを下さった方が前にいました。この方は、専業主婦ですがFX年間1000万円くらいの運用益を当時稼いでいました。

主婦がFX運用でガンガン稼いでいこう

こういう場合は、前回までの「確定申告の範囲内で運用」とは違った対策が必要になります。FX業者はどの会社で運用するかで同じ利益でも税金が大きく違ってきます。FX業者はその取引形態により2種類に大きく分かれるのです。

  • 取引所取引:くりっく365業者や大証FX業者の事。東京金融先物取引所や大阪証券取引所を通じて売買をするのがこの取引形態です。
  • 相対取引:マネーパートナーズセントラル短資など投資家と直接取引をする取引形態えす。

取引所取引と相対取引では、同じ利益でも税金の額が違ってきます。

自分の運用スタイルと運用成績ではどちらが有利なのか?

FXで大きく儲けていくつもりであれば、この部分の理解は最低限必要となります。まずは、その相対取引と取引所取引の特徴を抑えていきましょう。

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総合課税 相対取引

相対取引のFX業者の場合、そのFX利益に対してかかる税金は雑所得として総合課税の対象となります。これは、具体的にはこういう意味があります。

  • 税金の税率は、利益の金額によってきまる。利益が大きくなればなるほど税率は上がり払う税金の金額も上がっていく。
  • FX利益が少ない場合は取引所取引より税金は少なくなる
  • FX利益が大きい場合は取引所取引より税金は多くなる

参考:FX 税金税率表

最高税率は50%に近づいていく仕組みです。運用益が2000万円レベルになってると運用益の半分近くを税金として支払わないといけなくなります。逆に利益が50万円レベルであれば、分離課税20%の取引所取引より税金が少なくなります。

分離課税20% 取引所取引

取引所取引の税金には以下の特徴があります。

  • 税金の税率は利益に関係なく常に20%
  • 損を出した年は3年間の損失繰越が認められている
  • 商品先物や日経225先物などの他の取引所取引と損益を合計して計算が出来る

取引所取引の税金は、税率がいつでも20%で一定のためわかり易く計算が簡単です。しかも、年間で損になった場合には、翌年から3年間の損失繰越が認められています。これはこういう事です。

  • 前年くりっく365で300万円の損を出し損失繰越を行なった。
  • 今年大証FXで300万円の利益を出した。

この場合、取引所取引の場合は「300万円の損+300万円の利益」となり申告利益が「ゼロ」となります。当然、確定申告での税金は「0円」となります。相対取引の場合は、損失繰越が認められていないため、今年は300万円の利益に対して税金がかかってくる事になります。

FX運用で毎年確実に利益を出し続けるようになるのは、かなり困難な事です。特に、FXを始めたばかりの初心者の方は、運用利益がどうしても不安定になります。そういう方にとって、損失繰越は強い味方になってくれるでしょう。

以上が、相対取引と取引所取引の税金上の大きな違いです。

次回より、実際の利益額でどちらの取引形態のFX業者が有利になるかを計算してまいります。

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